Exposition « Sans Crayons » L’autre dessin:Juliette Mogenet, Keita Mori, Takeshi Sumi

Exposition « Sans Crayons » L’autre dessin

Juliette Mogenet, Keita Mori, Takeshi Sumi
Exposition du 16 au 21 mars 2015
Vitrine – 65, Paris
More info : ArtBridge Contemporary Website
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今週いっぱい開催中の展覧会Exposition « Sains Crayons » L’autre dessin (鉛筆をつかわないーもう一つのデッサン)を訪れた。展示作家は、Juliette Mogenet、Keita Mori、そしてTakeshi Sumiの三人の画家だ。彼らは展覧会タイトルが伝える通り、鉛筆を使用しない、異型のデッサンを提案する。

Juliette Mogenetの作品は、一枚の写真のような非常に具象的なイメージから、それに裂け目を入れたり、部分を取り去ってしまったり、あるいはカッターで出来る限りの細い糸のような彫刻に写真を部分的に分解してしまうことによって、元々のイメージにはなかったディメンションを創り出すものである。そこでは、新たな空間が開かれ、綴じられていたイメージの世界は空洞を包有し、こわされていると同時に産み出されている。
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Juliette Mogenet Website

 

Keita Moriの展示作品は、Bug reportと題されたシリーズで、糸とピストル型のノリを利用して、紙面にあたかも線を描くように造形して行くアーティスト固有の絵画方法を用いている。作品は小さなものから非常に大きなもの(例えば昨年の展覧会会期中に完成されたBug report « circuit »は500×570cmの大作である)に渡り、画面の造形の密度も様々である。ときにそれは具象絵画であり、在るときはまた幾何学的なイメージを表象する。技法(作品)タイトルが暗示しているように、作品は制作および完成後の時間においてもなお「バグ(Bug)」と共にある。バグは情報用語でエラーを指すが、もともとこの言葉には人間のコントロールの範疇を越えた霊的力による作用を意味した歴史もある。Keita Moriの作品ではこのエラーの要素が重要な役割を演じることが多い。
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Bug report (circuit), 2014 fil tendu avec pistolet à colle sur mur,500x570cm vue de l'exposition, «Voyageurs», Paris

Bug report (circuit), 2014
fil tendu avec pistolet à colle sur mur,500x570cm
vue de l’exposition, «Voyageurs», Paris

Keita Mori Website

 

Takeshi Sumiの作品も写真を異化することによって産み出された絵画だ。表面には思わず息をのむほど細かいカッターの線が無数に、そして精密につけられていて、その整列した軌跡のアンサンブルは、大海原を旅する小魚の大きな群れが一斉に海面に照り返した瞬間のようなきらめきを見せる。セーヌ川の上に鳥が舞う、その川面に影の映っている、そんな日常のイメージは、見たこともない一枚の絵画となって立ち現れる。また、作者自身の父のポートレートに無数の穴をつくり、それらが光を通すことによって産み出されたイメージは、そこに映し出された一人の男性が、アーティストの父親という個人に過ぎないにも関わらず、不思議にも既視的で普遍的な人物像のように現れる。
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Takeshi Sumi Website

 

Keita Moriの彫刻が有難い感じでギャラリー入り口に展示されている。会期中絶えず形状を変更することのできるインフィニティの作品だ。あまりに有難い様子なので、ついお賽銭をお供えさせていただきました。
展覧会は、21日までだそうです!
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